ダイヤロボ緊急指令(きんんきゅうしれい)

(だい)16() (あら)たな(てき) 2

ダイヤロボ緊急司令 第16話へ
 

グランシルバのパンチが(うな)りをあげて炸裂(さくれつ)した瞬間(しゅんかん)、ロイドブルーの()のひらから旋風(せんぷう)()()こり、それを(はじ)()ばした。

グランシルバの(こぶし)旋風(せんぷう)(あいだ)にわずかな空間(くうかん)(しょう)じ、火花(ひばな)()ってスパークした。

その衝撃(しょうげき)()()ばされた少年(しょうねん)に、レックスポーターが()けより、少年(しょうねん)()きかかえたまま、ハイエースにスクランブル変形(へんけい)して()げだした。

隊長
「ポー太郎(たろう)()ってよ!あの銀色(ぎんいろ)GT-R(じーてぃーあーる)(たす)けなきゃ!」
レックスポーター
「ダメだよ隊長(たいちょう)、あんな(つよ)いヤツ、オイラたちじゃ、()てないよ……。」
隊長
「ボクたちはレスキューチームだ、仲間(なかま)見捨(みす)てて()げられないよ!」

少年(しょうねん)は、ハイエースのハンドルを強引(ごういん)にまわして()(かえ)そうとした。

レックスポーター
「ああッ! 勝手(かって)にハンドルまわさないでよ!!オイラもう、そっちには()きたくないんだよぉ〜。」

悲鳴(ひめい)をあげるレックスポーターの(こえ)()かず、少年(しょうねん)はアクセルを()みこんだ。

その瞬間(しゅんかん)、サイレンの(おと)後方(こうほう)から()(ひび)いた。

ティアルド
レックスコップ
「おっと、そこのハイエース、スピード違反(いはん)だ。()まりなさい!」

ワンボックス(がた)のパトカーがサイレンを()らして()いかけてくる。


さらに()()GT-R(じーてぃーあーる)少年(しょうねん)運転(うんてん)するハイエースを()()き、たちまちロイド(がた)のダイヤロボに変形(へんけい)して(まえ)()ちふさがった。

ティアルド
少年(しょうねん)、アンタたちは戦線(せんせん)離脱(りだつ)しろ。あとはオレたちの仕事(しごと)だぜ!」
隊長
「キミたちは?」
ティアルド
「おっと、紹介(しょうかい)(おく)れたな。オレ(さま)はティアルド。アンタの(あたら)しい部下(ぶか)さ。
そしてあっちの生真面目(きまじめ)警官(けいかん)は、レックスコップ。」
レックスコップ

あとから()いついたパトカーも、ザウルス(がた)のダイヤロボに変形(へんけい)した。

レックスコップ
着任(ちゃくにん)して早々(そうそう)だが、あえて意見(いけん)させてもらおう。
(いま)のキミは、冷静(れいせい)さを()いている。隊長失格(たいちょうしっかく)だ。」
隊長
「ええッ!?」
レックスコップ
「レックスポーターはキミをかばった(とき)衝撃(しょうげき)で、車体(しゃたい)の89%を破損(はそん)している。わたしがリーダーなら、(いま)すぐ退却(たいきゃく)(めい)じているよ。」

レックスコップの(かた)口調(くちょう)に、ティアルドは「やれやれ」とあきれたような表情(ひょうじょう)(かた)をすぼめた。

ティアルド
「まあ、っちゅーわけで、オレたちが()たからにはもう安心(あんしん)てわけさ。
アンタを(たす)けた、あの(しろ)いヤツ。グランシルバってヤツは、どういうわけか<人類(じんるい)希望(きぼう)>なんて()ばれてる。
とにかく、すんげー(つよ)いし、オレ(さま)だって()けちゃいない。」
レックスコップ
「グランシルバとティアルドの(たたか)いは、わたしが衛星軌道上(えいせいきどうじょう)からモニターして援護(えんご)する。情報(じょうほう)基地(きち)にも転送(てんそう)しよう。
だから(いま)は、おとなしく基地(きち)(もど)ってくれ……。」

突如(とつじょ)あらわれた(あら)たな仲間(なかま)たち。

少年(しょうねん)敗北(はいぼく)という()挫折(ざせつ)経験(けいけん)し、またひとつ、成長(せいちょう)したのだった。

そして(なぞ)のダイヤロボ、ロイドブルーとの(たたか)いの火蓋(ひぶた)()って()ろされた。

(だい)16() ()わり

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